旧加賀一の宮駅

きゅうかがいちのみやえき

加賀一の宮駅(かがいちのみやえき)は昭和2年(1927年)に金名鉄道の「神社前駅」として現在地に開設されました。

昭和12年(1937年)には「加賀一の宮駅」と改称し、その後昭和15年(1940年)に現在の形の駅舎が完成。

二階建て入母屋造り。正面左寄りに唐破風(からはふ)玄関を設け、唐破風の妻壁(つまかべ)に蟇股(かえるまた)、軒下に舟肘木(ふなひじき)を付け、柱の下に礎石礎盤を据えるなど社寺建築の細部意匠を取り入れており、昭和初期の近代和風建築の好例として貴重との評価を受けています。(令和3年2月4日 国登録有形文化財(建造物)に登録される 。)

 昭和18年(1973年)には合併により金名鉄道から北陸鉄道の駅となりました。

以降、白山比咩神社の表参道前に位置する駅舎として多くの参拝者や通勤、通学者に利用されてきましたが、平成21年(2009年)10月末に鶴来駅、加賀一の宮駅間の廃線により、永年に渡る駅舎としての役割を終えました。

その後、地域のランドマークであった駅舎の荒廃・消滅を憂慮する多くの声が上がり、平成25年(2013年)12月に北陸鉄道株式会社より白山市が寄付を受け、令和元年に改修完了。

現在は、多目的トイレも完備しており、資料展示・休憩施設としてご利用頂けます。

また、施設の裏には自転車専用道路「手取キャニオンロード」が通り、遠くは道の駅瀬女までのサイクリングも楽しめます。


基本情報

住所
石川県白山市白山町レ60-1
料金
無料
営業時間
8:30~17:00
定休日
火曜日
冬季:月~金(※但し祝日は営業)
アクセス:お車で
白山ICから国道157号線を南へ30分
アクセス:公共交通機関で
北陸鉄道石川線鶴来駅から徒歩30分
駐車場
電話番号
076-272-4800
電話番号備考
白山市施設管理課 

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