松任城址公園
まっとうじょうしこうえん一向一揆の本拠地から松任4万石、加賀藩の蔵へと変遷。
平安時代末期にこの地を支配していた松任氏の館として建てられ、一向一揆の頃に城砦化が進みました。
天正8年(1580)に織田軍の柴田勝家により落城。その後、織田方の城として城下町が整備され、前田利長が3年、丹羽長重が11年居城しました。
松任4万石として栄えた城でしたが、慶長19年(1614)の一国一城令により廃城となり、その後は加賀藩の蔵が建てられ幕末まで使用されました。
廃城後に写された「松任城古図」によると、本丸、二の丸、三の丸、出丸矢倉台、出丸などを備え、幅9~23mの水堀や、空堀、土塁により守られていたとされます。
外堀の城域は、南北305m、東西301m余であったと推測されています。
現在、本丸跡は松任城址公園となっており、二ノ丸、三ノ丸、出丸跡には、松任文化会館、松任学習センター、千代女の里俳句館が建っています。
基本情報
- 住所
- 石川県白山市古城町42番地
- アクセス:お車で
- 白山ICから国道157号線を南へ10分
- アクセス:公共交通機関で
- JR松任駅
- 電話番号
- 076-274-9560
- 電話番号備考
- 白山市公園緑地課
- 公式WEBサイト
- 白山市役所HP「松任城址公園」
- その他リンク先
- はくさん城跡めぐり デジタルスタンプラリー