鳥越城跡
とりごえじょうあと百年続いた一向一揆、その最後のとりで
「一向一揆最後の砦」として名高い鳥越城は、本願寺から派遣されたといわれる鈴木出羽守(でわのかみ)が織田信長軍の侵攻に備えて築城したと伝えられます。天正8年(1580)に織田軍の柴田勝家のはかりごとによって松任城に呼び出された出羽守が殺され、城も落城。その後2年間にわたって攻防が繰り広げられましたが、天正10年(1582)に鎮圧され、三百余人の本願寺門徒が磔(はりつけ)にされました。これによって「加賀は百年間、百姓の持ちたるような国」と称された加賀一向一揆が終焉しました。
本丸を中心に二の丸、三の丸が、空掘、腰郭で結ばれる連郭式城郭の遺構を有しています。
城山に立つと付近一帯が一望でき、何故ここに重要な砦が築かれたのか、地形から読み解くことができます。
ふもとにある「鳥越一向一揆歴史館」も合わせて訪れてみてください。
基本情報
- 住所
- 石川県白山市三坂町、出合町
- アクセス:お車で
- 白山ICから国道157号線を南へ50分
- 駐車場
- 有(10台程度)
※大型・中型バスは通行不可 - 電話番号
- 076-254-8020
- 電話番号備考
- 鳥越一向一揆歴史館
- その他リンク先
- 白山市/史跡鳥越城跡附二曲城跡(しせきとりごえじょうあとつけたりふとげじょうあと)
- その他リンク先
- 鳥越一向一揆歴史館
- その他リンク先
- はくさん城跡めぐり デジタルスタンプラリー
- 備考
- ※鳥越城址までの道は、大型・中型バスは通れません。
※冬季の積雪時は通行できません。
※鳥越城址の歴史文化に関するお問い合わせは、白山市文化課へ。TEL076-274-9573
※ガイド付き散策をご希望の場合は、白山市観光連盟へ。TEL076-259-5893